マツモク製Flying V 後編
フレットプレス
◯フレットは新品への交換ではなく元のフレットをプレス
◯フレットのすり合わせ
◯クラウニング
◯ベベルカット
◯フレットエッジの調整
◯エッジやすりで成型
◯ゴム砥石で研磨
◯表面を研磨して完了
ナット溝の修正
◯目的の12"Rにて切削
アッセンブリー
◯パーツをすべて取り外す
◯シールドも剥離
◯新旧取り混ざったポット類
◯ハンダ除去
◯ネックPUは両方スクリューのボビンですがコイルが飛び出ていました
◯このコイルの先は幸いにもテープに残った切れ端の様で安堵する
◯ブリッジで使われていたらしく継ぎ足しだらけのリード線は交換することに
◯2芯のブレイドケーブルに変更
◯テーピングも新規に巻き直します
◯直流抵抗を確認して完了
◯ピックガードのシールディング
◯コントロールのレイアウトをご希望により変更
◯トグルスイッチの位置変更のため、キャビティ内のザグリ加工
◯導電塗料の塗布
◯元の導電塗料は抵抗値が高いため(約1.5kΩ)、ノイズの原因になる事もあります
◯塗り重ね後(6.7Ω)はこの水性導電塗料では許容値かと
完了
もう生音から反応がまったく別物の様に良くなりました。アンプからの音像もこの高い出力の割りに明瞭です。
今回パーツやコンデンサーのアップグレードは見送りましたが、まずはこの状態をお楽しみいただければと思います。