Headway HD115
長く大切に使われてきた雰囲気のHeadway HD115。
コンタクトPUの不具合を機にフレット交換を含むオーバーホールとなりました。
指板調整
◯長年の相棒ですのであまりコンディションを変えない方向で作業しました
◯各部計測しておきます
◯ヒーターをあてながらフレットを抜く
◯古い指板材は断面の繊維が崩れる事が多いのでシアンアクリレート系で保護しておきます
◯トラスロッドの効きが限界に近く、緩めた状態(順反り)で指板を削っていきます
◯指板の切削
◯元の状態に倣って20"Rにて切削
◯フレットスロットのクリーニング
◯デプスゲージで確認
◯フレットスロットのクリーニング
◯フレットの成型
フレットプレス
◯ニカワ接着
◯フレットをプレス
◯余ったフレットをカット
◯ベベルカット
◯すり合わせ
◯クラウニング
◯エッジのドレッシング
ブリッジ
◯サドルの成型
◯オクターブ調整しながらサドル上のカーブを切削
◯弦の導出口を整える
ナット取付
◯ナットを取り外し、接地面を整える
◯ナットを成型
エンドピンジャックの取付
◯古いジャック(コネクター式)を取り外す
◯コネクターをカット
◯ハンダ付け
◯リーマーにて取付穴を拡張
◯取付(仮付け)
完了
煌びやかになり過ぎず深みのある音質に仕上げることが出来ました。
この先も末長くお楽しみいただければと思います。